カルトナージュは身近にある?!
カルトナージュって、アイデア次第で様々な形になるんです。
身近にあるカルトナージュ作品
ごきげんよう。
ドールトランク専門店 anne coquet (アンネコケット)です。
私が作っているトランクは、カルトナージュ(フランスの伝統厚紙工芸・布箱]の技法で作られています。
Cartonnage(カルトナージュ)とは・・・
18世紀初頭、南フランスの田舎町である ヴァルレアスにて、蚕のまゆを輸送する為の器として考え出されたのが最初と 言われているそうです。
厚紙で組み立てたものに、布や紙を貼り付けて創り上げた美しい箱は、その後宝石店等でも使われるようになり、その美しさから19世紀にはフランス各地に広がりました。
厚紙と布を使った小さな箱を指し、フランスの伝統的な工芸のひとつです。19世紀末に、フランスの上流階級の婦人達の間で
カルトナージュ作りが趣味として大変流行し、デザインの美しさを競うようになったと言われています。
以来、フランスとイタリアを中心に親から子へと受継がれてきた、とても素敵な伝統工芸です。
カルトナージュと言う言葉は知らないけれど、実は身近にあったり、見かけていたりします。
例えばフォトフレームやスマホケースなど。

● iphone6,6plus ケース
土台にチップボール紙(カルトン)を使用しているものがあります。
作る事が好きな人はご存知だとは思いますが、知らない人は見たことも聞いたこともないと言います。
ですが、意外と日常で使っていたりするんです。
昔、おばあちゃんたちが作った千代紙のティッシュボックス、家にありませんでしたか?
後は、小さなタンス型の小物入れ。
布か紙を貼るかの違いですが、考え方は一緒です。
カルトナージュの可能性。
このカルトン(ボールチップ紙)は曲げたりも出来るので、アイデア次第で色々な形の作品が出来るんです。
箱から組立てて行くために製図をするのですが、箱の仕組み(展開図)がわかると上記のようなアレンジの作品が思い通りに作れるようになります。
私はトランクだけに絞っていますが、習っている頃は様々な作品を制作しました。
布地も自分好みの柄を使えば、お部屋のインテリアとしてお揃いのものが出来ます。
文具から日常的に使えるものまで作れるので、カルトナージュには無限大の可能性があると思っています。
まだ私はほんの一部しか出来ていないですが、可愛いのも美しいのも色々あって良いと思っているので、それを少しずつ伝えて行けたらと思ったりもしています。
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ここ何日かの気温差と疲れがどっとでてしまい、風邪を引いてしまったのですが、早めの対処で少しずつ回復しています。
デザフェスには万全の体調で臨みますので、E-100ブースに遊びに来てくださいね♪
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